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モバイル端末用画像ビューワ



緊急時などに、iPhoneやiPod touchなどのモバイル端末で画像参照が可能なビューワ。一覧を時系列・患者データの種別でマトリクス表示し、いつ何があったかすぐに把握できる。X線画像、内視鏡画像、病理画像やレポートなど様々な情報を表示可能で、文字や画像の拡大・縮小も画面をタッチするだけの簡単操作。また、画像の諧調処理も指一本で行うことができる。すべての処理はサーバ側で行うため、端末側には特別なアプリケーションは必要ない。製品化に向けて現在開発中。
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2008.11.28 Fri l 取材報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
FUJIFILMグループ  (富士フィルムメディカル、富士ゼロックス)
編集部のRYOです。 私の方は、FUJIFILMグループを取材させて頂きました。今回は大きく2つのテーマで構成されておりました。
1.「Image CENTRIC」な医用画像情報システム
中でも、SYNAPSE Cadio Vascular が目を引きました。 これは心エコーや心臓カテーテルなどの臨床画像を動画として取り込んでレポートする システムです。発売の方は、来年上半期には登場するようで、 なんでもアメリカのプロソルブス社を買収して取得したテクノロジーとか、、、 このところ、同社は何か外資系のようなどんどんM&Aを繰り広げ、大きくなっていますね。 世界不況もどこふく風という感じでしょうか。 さすが、国内シェアNo.1のモニター運用型PACSを持つ同社ならではの威風堂々たる展示で、SYNAPSE をコアに各診療科に向けたソリューションが光っていた展示といえました。 今年のRSNAも注目だと思います。
2.Document CENTRIC」な診療記録統合管理 紙ドキュメントの電子化によるペーパーレスの実現から、院内システムに散在する診療データの統合や活用までを強くアピールしていました。
FUJIFILMグループ
2008.11.27 Thu l 取材報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
Medical Disc System



医療画像情報ディスクの自動発行システム。医療画像の情報提供や院外への患者紹介時に、CD/DVDを使用することで、コストの削減を可能とする。PACSとのネットワークを構築して、画像・ID情報の取得からビューワの添付、ラベル印刷を含めたメディア完成まで自動で行うことが可能。PDI規格ディスクの発行はもとより、他医療機関から発行されたメディアの読み込み、PACSへの画像転送機能も搭載。高性能プリンタの搭載により、高品質・高耐久性のラベル印刷を実現。
2008.11.26 Wed l 取材報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 「第21回GEヘルスケア・エッセイ大賞表彰式」に先立ち、エッセイ大賞受賞者を対象として、GE横河メディカルシステム(株)・日野工場の見学会が行われた。
 まずはCTの組み立てラインを見学。入口のすぐ右手には、大きな部品棚が整然と並ぶ。「GEでは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底しており、どの部品がどこにあるか一目でわかる“目で見る管理”を実施しています」とのこと。様々な工具や、小さなネジの一つひとつに至るまで、細かく区分けし整理させている。長い年月をかけ、様々な人の経験を経て、現在の管理体制を築くことができたという。また、2週間以上の在庫は出さない方針で、徹底的にムダを排除しているそうだ。
棚整理1104.jpg
 日野工場では、「LightSpeed VCT」をはじめとするCT4機種が、1日3台程度組み立てられているとのことだが、そのすべての進捗状況が、ホワイトボードに細かく書き記されていた。これを見れば、どの機種がどういった進捗状況にあるか一目でわかるという。「デジタル掲示板にしようという話もありましたが、色々試した結果、これが一番わかりやすいそうです」とのアナウンス。試行錯誤の結果生みだされた掲示板は、なんともアナログな雰囲気だ。
CTライン.jpg
 続いて超音波診断装置の生産ラインを見学。日野工場では主に中高位機種を年間1,000台ほど製造している。また、超音波診断装置に必要な各種プローブは年間2万本以上生産されており、その一つひとつが手作業で行われている。こうした精密機器の製造工程には、作り手の人間の経験や熟練が必要とのことだ。
プローブ風景.jpg
 最新テクノロジーの粋を集めた医療機器の生産現場は、なんとも人間味あふれる“人の顔の見える”工場であった。
 受賞者の方々も、普段見ることができない工場内部を、興味深く見学した様子だった。
日野本社外観.jpg
 
2008.11.11 Tue l 取材報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top