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ここのところ暖かくて嬉しい、まみあなです。



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話題のアバターではなく、こんな映画を見てきました。
マイケル・ムーアの「キャピタリズム」です。
町山智洋氏の著書などを読んでいたこともあり、ムーアの面白さと切っ先の鋭さは早くから注目していました。
ニューヨークに住んでいる友人からよく聞くのは、アメリカという国は日本人が思っているよりも発展している国ではなく、むしろ途上国と言っても良い、ということ。
この映画を観ながら、その言葉を強く噛みしめていました。



ムーアはアメリカの歪な格差社会に向かって、こう叫びます。
「この国は一部の裕福な人間を、大多数の貧民層が支えている。だから、奴らに金を返してもらうんだ!」
アポ無しで証券会社や銀行の職員へ、ドル袋を持参して「金を返せ!」と殴り込みをかける。



twitter上で水道橋博士が、この映画について
「若者こそ、見るべきだ!」
とつぶやいていましたが、まさにその通りの内容です。
もちろん、内容としてはムーア節炸裂の極論が展開されていて、実情の側面を一般化しているという意見もあるかもしれません。ただ、私たちが知っているアメリカ、私たちが抱いているアメリカへのイメージ、というのも、それと同じくポジティブな側面を一般化しているだけなのではないでしょうか。
物事の真実を明らかにするためには、異なる側面をそれぞれ検証してみなければ、止揚された回答というのは出てこないものです。



何が面白いって、ムーア自体は富豪なわけです。
よく、弱者を暴く彼の論理的矛盾はそこにあると言われますが、彼は暗殺されてもおかしくないことをメディアを通じて繰り返し喧伝しているわけで、そういったムーアの心の根底にある葛藤やコンプレックスや憤怒というのを感じながら見るのも、面白いかもしれません。
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2010.01.29 Fri l 映画 l コメント (2) トラックバック (0) l top
こんにちわ、しげあきです。

先週、でっかいiPhoneをご紹介しましたが、
やはり正式に発表されました。

その名も「iPad」。「iPod」と字面がかなり似ていますが、
携帯音楽プレーヤーとは全く違う、タブレット型PCです。

Apple公式ホームページはこちら

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9.7インチのタッチスクリーン型カラーディスプレー搭載で、
値段はメモリー容量16GBが499米ドル、32GBが599ドル、64GBが699ドル。

・・・これってすごくお買い得なのでは。


日本での発売価格は未定だそうですが、概ねこれに近いと考えると、
良い買い物な気がします。

本体の厚さは1.27cmで、重さは680gと軽い。
内蔵バッテリーで10時間も駆動し、スタンバイ状態でのバッテリー寿命は一ヶ月だそう。


電子書籍対応アプリも搭載しており、
KindleやGoogleの猛追を振り切るのでしょうか。

やっぱり目が離せませんね・・・。

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2010.01.28 Thu l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、さくらです。

一生に一度は行きたい所、
一生に一度はやりたいこと、
一生人一度は食べたいものなど、
人それぞれあると思いますが、

「一生に一度は見たいものは?」と聞かれて
「オーロラ」と答える人は多いのではないでしょうか。
もちろん私もそのひとりです。

大空にグリーンやブルーに輝くカーテンのような光。
大自然が描いた芸術とも言うべき壮大で幻想的なオーロラを、
一度でいいので、是非、生で見てみたいものです。

北極圏に行かなくても、磁気嵐が起こると、北海道でも「低緯度オーロラ」というものが出るそうですが、それでもなかなら見られるものではありません。
そこで、新宿のコニカミノルタプラザで開催中の「宇宙から見たオーロラ展2010」に行ってきました。

オーロラ鑑賞と言えば、アラスカや北欧が主流ですが、この写真展は「宇宙」からオーロラを見ています。
何だかスケールが大きくて、ワクワクしますね。

オーロラ写真家による「地球から見たオーロラ」の写真も展示されていましたが、
見どころは、宇宙飛行士の野口聡一さん、若田光一さんたちによる「宇宙から見たオーロラ」の写真です。

宇宙から見たオーロラは、どのように見えると思いますか?
通常、オーロラの観測地などで見ると、空にカーテン状に揺らめく光のように見えますが、
宇宙から見ると、地球のカーブに沿って見えるのです。

アラスカ・フェアバンクスに設置された、オーロラ観測のカメラで見る、オーロラのライブ影像も必見です。
オーロラがゆらゆらと動く様子、オーロラが濃くなったり、薄くなったりといった変化がリアルタイムで見られるのです。
この日はたまたま、日テレの夕方のニュースの生中継が来ており、気象予報士の木原さんがこの写真展を紹介していました。
リハーサルから本番に居合わせたため、ライブカメラの開発者がリモコン(iPhone)を使って、カメラの方角を変えるところが見られたり、オーロラ好きが高じて自費でカメラを設置した、なんてことも聞けました。

オーロラを見たいという人には、とても興味深い写真展だと思います。



・・・実はオーロラをフィンランド上空の機内で、偶然見たことのあるさくらでした(笑)
オーロラと呼ぶにはあまりにも薄く、雲のようだったので、オーロラを見た1回にカウントしていません。
0.3回くらいかな。



宇宙から見たオーロラ展2010
開催日時:1月15日(金)~2月1日(月)
       10:30~19:00(最終日は15:00まで)
会場:コニカミノルタプラザ ギャラリーB、C
期間中無休
入場無料


2010.01.27 Wed l イベント l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、エリンギです。

先日新聞を見ていたら、なんだか
懐かしい気持ちでいっぱいになる社名を見つけました。

それは…「ぺんてる」!!!

小さい頃使ってた絵の具やくれよんの思い出が
一気によみがえります♪

ボールペンなどの大人が使う文房具でも有名な会社ですよね。

そんなぺんてるがなぜ新聞に載っていたかといいますと、
すごいものを発売したんですよ。

その名も「エアペンミニ プラスユー」です!!!
なんと手書きの文字をそのままパソコン上で
再現できるデジタルペンなんです。

エアペンミニ


仕事などで取ったメモを、パソコンで打ち直すのって
結構な手間なんですよね☆

でもこれは受信装置を紙に挟めば、
書いた内容をそのままデータ化して
パソコンに取り込めるすぐれものです!

付属のUSBメモリーにソフトが内蔵されており、
これさえあればどんなパソコンでも使用できます♪
容量も2ギガあり、A4で数千枚相当が入ります!


なんでも赤外線と超音波を使って
データ化を可能にしているそうです。

文房具もここまで来たかって感じですよねー。
一万五千円前後で購入できます。

詳しくはこちら

2010.01.26 Tue l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、破壊王です。

関越病院設立者である塙 正男氏と、四人の病人たちとの対談集、「あらゆる病気は治らない」をご紹介します。
あらゆる病気は治らないあらゆる病気は治らない
(2009/12/10)
塙 正男

商品詳細を見る

大病を煩ったことがある、あるいは現在も病気を抱える四人と塙氏が、病気とうまく付き合う方法を伝授。
「僕も一回くらい、先生みたいに人を切ってみたいな~(笑)」
「ウツ病息災ですか?いつもクヨクヨしてた方がカラダにはいいスかねー」
「やっぱり、みんな一生笑って暮らさないとね」
・・・等々、超前向きに病気と生きる四人の発言に勇気づけられる一冊。

これで病気を笑い飛ばせ!

<愉快な患者四人組>
末井 昭氏(白夜書房取締役編集局長)・・・高コレステロールと狭心症(大腸癌を克服)
秋山道男氏(編集者・プロデューサー・スコブルコンプレックス會社主宰)・・・前立腺癌
南 伸坊氏(イラストレーター)・・・肺ガン自然治癒!?
上杉清文氏(富士市日蓮宗本国寺住職)・・・糖尿病
2010.01.25 Mon l l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちわ、まみあなです。



さて、昨日のニュースでGoogle開発のOS「アンドロイド」を搭載したケータイの新型が発売されると発表されてましたね。



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めっきりiPhoneユーザのワタクシですが、やっぱりインターフェイスとして不自由な所があるんですよねぇ。
フリックには慣れて、早打ちもこなしているんですが、文字変換にやっぱり難がありまして。さらに言うと、入力文字キーがモニタに現れると、自分で入力した文字の表示が狭くなって、長文には不向きなんですよねぇ。
Googleの機能も、ブラウザ経由で使用しないと、快適に使用できないものも幾つかありますし、仕事をストレスなくこなそうと思うと、まだまだ、な部分もあります。



そこはGoogleのOSに、携帯のノウハウを持っているソニーエリクソンが共同で作っているわけですから、期待してしまう部分はあるんですよねぇ。



ただ、アプリケーションの充実という点では何十万というアプリを販売しているiPhoneに軍配が上がるんでしょう。
iTunes経由で、音楽をDL出来る利点もありますが、個人的にはFlashにどちらが先に対応するか、が鍵になると思っています。アンドロイドユーザではないので、エクスペリアに搭載になるかはわかりませんが、昨年6月に台湾で発売された機種はFlash搭載だとのこと。iPhondeではWeFlash対応のサイトは見れないんですよね。アプリも、Flashがあるだけで変わってきますし。



ただ、一つ問題があるのは、変えたくても残り20回近くの支払いがあるということですね。。。





2010.01.22 Fri l IT l コメント (0) トラックバック (0) l top
しげあきです。

ふと、インターネットのニュースを見ていたら、
Appleから新型タブレットPCが出るという噂が!

http://japan.internet.com/allnet/20091229/12.html

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デカイiPhoneみたい・・・

この情報はあくまでも噂ですが、注目を集めています。
そして新製品発表会を行うという招待状を正式に発送していることも明らかに。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100119_apple_come_see_our_latest_creation/

この新型タブレットPCの名前はMac RumorsやTechCrunchによると「iSlate」という名前になりそうで、これまでにさまざまな情報がリークされているようです。


新製品発表会ではLEDフラッシュを搭載した新型iPhoneが発表されるというウワサもありますが、同時にここで初めて「iSlate(仮)」の全貌が発表されてデビューするとも予想されています。

噂だけで、ここまでネットが盛り上がるAppleの威力ってすごいですね。

改めて、Apple製のものを何か買おうかな、なんて思ってしまいました。


以下は予想スペックです。

・LG製の9.7インチ有機ELディスプレイ搭載モデルと10.6インチ液晶ディスプレイ搭載モデルの2種類
・9.7インチの有機ELパネルが約500ドルと現在値づけされ、パネルコストは製品の全コストの約30%を占めるのが通常なので、Appleの9.7インチの有機EL搭載タブレットPCは約1500~1700ドルになると予想される。しかし、有機ELパネルの価格は急速に落ちてきており、2011年までにノートPC用の合格水準に達すると予想され、それに合わせてAppleが製品の登場を遅らせると見られており、結果的には有機ELディスプレイ搭載モデルは1200ドル~1500ドル(約11万円~約13万円程度)になる見込み。
・10.6インチ液晶ディスプレイ搭載モデルは800ドル~1000ドル(約7万円~約9万円)になる見込み。
・3G通信がバンドルされれば価格はさらに柔軟になる(安くなる可能性が増える)。
・MacBook Air、iMac、MacBook Proなどの製造に関わっているAVY Precision Technology(応華精密科技)が「iSlate(仮)」をアルミ筐体で製造している。
・タッチスクリーンパネルを搭載しており、この部分は台湾TPK Solutionsが担当しており、過去にiPhoneのタッチパネル製造を担当したと見られている。もしくは台湾Wintek Corp.が担当すると思われる。
・搭載されるCPUはIntel製ではなくP.A.Semi製になる可能性が大きい。このP.A.Semiとはどのような会社かというと、もともとはAlphaプロセッサの立役者の1人であるダン・ドッベルプール氏が2005年に立ち上げたもので、Appleが2008年に2億7800万ドルで買収、著名なチップ設計者が数名在籍しており、主にiPhoneとiSlate(仮)についてその心臓部を担当する省電力チップを設計していると見られています。このチップ開発は大規模なプロジェクトであり、IntelのATOMにかなりの打撃を与えると推測されています。
・このiSlate(仮)は電子書籍リーダー機能を搭載しており、世界中のさまざまな有名出版社や新聞社に対してAppleからコンタクトがあり、電子書籍の売上の70%を出版社側に提供するとされている。
・中国のGoogleの前代表であったKai-fu Lee氏によると、見かけは大きなiPhoneのようであり、10.1インチスクリーン、ネットブック・Kindle・電子書籍リーダーをすべてくっつけたような感じ、バーチャルキーボードとビデオ会議可能なウェブカメラを搭載しているらしい。


2010.01.21 Thu l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ひよこ豆です。
今回は、最近はまっている「はやぶさ」について。

興味を持ったきっかけはこの動画でした。


「はやぶさ」は、2003年5月に宇宙科学研究所 (ISAS) が打ち上げた小惑星探査機です。
小惑星イトカワの調査とサンプル採種、そして2010年6月の地球帰還を目指しています。

技術的に何がすごいのかは、残念ながらド文系の私にはうまく説明できないので、
JAXAのHPをご覧下さい。
2006年のサイエンス誌に、小惑星イトカワに関する7本の論文が掲載され、
絶賛されたという事実を見ても、その成果の大きさは想像できるかと思います。

「はやぶさ」の本来のミッションももちろん凄いんですが、
動画で紹介されてるように、度重なるトラブルを
「こんなこともあろうかと!」と即座に対応。
低予算でも志は高く、知恵と技術と根性でがんばる
宇宙研のすさまじい技術力と熱意が、
とにかく感動的でこちらも熱くなってくるのです。

こちらのまとめ記事も、わかりやすいです。
http://d.hatena.ne.jp/hayabusafan/20091124/p2

興味が尽きなくて、こんな本も読みました。
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)
(2006/11)
吉田 武

商品詳細を見る


小惑星「イトカワ」の名は、
日本のロケット開発の父、糸川英夫氏に由来しています。
本書は、糸川氏の来歴から、宇宙研設立の歴史まで
「プロジェクトX」なみにわかりやすく熱く語る、
ド文系には最適の名著でした。

戦前、航空戦闘機の技術者として数々の名機を生み出した糸川氏。
その代表作に戦闘機「隼」がありました。
そのはやぶさが、小惑星イトカワに向かうというミッション、
やはり愛のあるいい話ですねえ。
参考http://blog.mynet.co.jp/tsuji/2009/12/hayabusa.html

2010.01.20 Wed l l コメント (0) トラックバック (0) l top
 真夜中に、一人では淋しくなったのか、そっとドアを開けて入ってくる。
音もなく私の布団に滑り込み、安心しきった顔で眠る。
そんな彼女の寝顔を見て、頭を撫でてやるひとときが私にとっての至福の時間である。
 彼女の幸せのためなら、何だってしよう。
彼女を食べさせるために働き、彼女を喜ばせるために一緒に遊ぶ。
欲しいものは私の時間も含めて、全て君にあげる。
そんな気持ちにさせてくれたのは、今まで生きてきて彼女が初めてだった。
 けれど、彼女が隣にいると、涙が止まらない。
なぜなら私は・・・









猫アレルギーだから!!!

というわけで、エリンギです。
今日はうちの愛する猫についてお話しします。

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私は本当に猫アレルギーですが猫を飼っています。
心なしか飼い始めた時よりも症状が軽くなってきた気もするので
大丈夫だと思います。
写真の猫は上野の駅に捨てられていて、生後二週間でうちにきました。
現在3歳の女の子です。猫を飼うまではどちらかといえば動物が苦手でしたが、
彼女と出会って全てが変わりました。
それくらいかわいいです
道端の汚れた野良猫でさえ、
彼女の遠い親戚だと思えば可愛く思えます。

猫は犬よりも賢くないイメージがありますが、
実は体と脳の比率は同じくらいで、知能も犬と同程度に高いらしいです。
それなのに犬よりも言うことを聞かないのは、
人に対する忠誠心が本能的に無いからだそう。
彼女も、名前を呼ばれても気分が乗らなければ返事をしません。
わかっているのに無視する。そんな気まぐれで気高いところも、たまらなく愛しい
 
ですが動物の何が辛いって、いつかは天国へ行ってしまうこと
それは耐えがたい程悲しい事実です。
しかし、だからこそ猫との時間を大切にします
有限の幸せの価値に気付かせてくれて、本当にありがとう。


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2010.01.19 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元編集委員Nです。私は「障害者もの」が好きではありません。辛くて見ていられないこともあるし、美化されすぎていることもあるからです。また「元ワルの出世物語」は嫌いです。小さい頃からずっと真面目に勉強してきたおかげで今の自分があると思っているので、昔のワルぶりを自慢げに話す芸能人は好きになれません。学園暴力礼賛映画は、いくら小栗旬でも犯罪的だと思っています。さらに私は、「銀座のクラブ」とかが大嫌いです。綺麗なオネエチャンに話し相手になってもらうためにお金を払う神経が全く理解できないのです。過去に仕方なく何度か行ったことがありますが、ずっと「早く帰りたい」と思っていました。



という訳で、本来なら「筆談ホステス」を見る可能性など皆無でした。ところが先週末、出先で新型インフルエンザにやられてしまったのです。独りぼっちでチャンネルをガチャガチャやっていたら、この番組の宣伝を見て興味を持ちました。まあ北川景子さんが好き、というのが一番ですけど (^_^;)



良い意味で予想を裏切られました。感動しました。ワルだった時代のことにはほとんど触れていません。また障害に苦しむところも大幅に割愛されています。それらが良かったのだと思います。私は「銀座のクラブ」が嫌いですが、そういう仕事に誇りを持って働く人を決して軽蔑していません。むしろ尊敬しているくらいです。真面目に一生懸命働くのであれば、「職業に貴賤無し」です。もっとも女の子の「なりたい職業」ランキングにキャバクラ嬢が入るのはいかがなものかと思いますが。



北川景子さんは、完璧に近いできでした。女子高生姿はちょっときつかったし、和服が似合っていない(着こなしが変?)とは思いましたが、それは仕方ないでしょう。最近5年くらいの間に、演技のできる綺麗な若手女優さんたちがこれほど次々と現れてきたのは、嬉しい驚きです。「ホステス」に限らず、「他人に喜んでもらえる職業」をしたい、という気持ちがとてもよく表現されていました。「自分が社会で役に立っている」実感をえたいのだというのがよくわかります。それこそ正しい生き方なのでしょう。他人を働かせてピンハネ・中抜きしている連中はクズです。ましてそれを詐欺的にやってるヤツラは最低です。そんなことでお金を儲けて、豪華な食事をしたり高級ホテルに泊まったりして何が楽しいのかと思います。心は決して裕にならないでしょう。



兄役の福士誠治さんも素敵でした。宮崎あおいさんの相手役だった「純情きらり」から急成長されています。さらには青森のママ役の手塚理美さんが素晴らしい控えめな暖かさでした。「ハイカラさん」「ふぞろいの林檎たち」は全部見ましたし、写真集も持っています。素敵に年を重ねられたと思います。



その数日後に見た「Wの悲劇」は最低でした。論評する気にもならない劣悪な悪ふざけです。武田鉄矢が話し始めたとたんにイヤになりました。超豪華キャストは、お金の浪費です。薬師丸ひろ子・高木美保の「Wの悲劇」とは、比べるのも愚かです。以前に書いた同じTBSの「中央流砂」「火と汐」が酷かったのに似た種類の酷さです。同じチャンネルなのに何故?と思ったら、「筆談ホステス」はMBS、すなわち毎日放送の製作でした。それがキーポイントなのだと思います。少ない予算で、短い時間で、遙かにレベルの高い作品を作っていたのです。やっぱり使うべきは「お金より頭」だとあらためて思いました。
2010.01.19 Tue l ドラマ l コメント (0) トラックバック (1) l top
こんにちは、さくらです。
先週末に「世田谷のボロ市」に行ってきました。

「世田谷のボロ市」とは天正6(1578)年、北条氏政の「楽市掟書」により世田谷城下で始まった楽市を起源とするそうです。
430年以上もの歴史のある蚤の市で、無形民俗文化財に指定されています。

毎年、開催日が12月15、16日と1月15、16日と決まっているため、平日に当たることも多く、結構長い年数、世田谷区に住んでいますが、今回初めて行くことができました。

ボロ市会場の最寄り駅の上町へは、東急世田谷線で向かいます。
事前の下調べで、ボロ市はかなり混雑するということは知っていましたが、世田谷線も通勤ラッシュ並みの混雑なのには驚きました。

上町で下車、人の流れに合わせてボロ市の会場に行くと、人・人・人!
想像以上の混雑で、ゆっくり自分のペースで露店を見ることも困難なほどです。

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人の波の中をゆっくり歩きながら、お店を見ていると・・・

日用品のお店があったり、

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工具のお店があったり、

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海には近くないのに、魚を売ってたりもします。

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中でも多く見かけたのは古着の着物を売っているお店です。

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他にもおもちゃ、植物、ペット用品、神棚などなど、バラエティに富んだ露店が並んでいます。

沿道のお店も露店を出していたので、ちょっと小腹が空いた時に、食べ歩きできるものが買えるものお祭り気分を盛り上げてくれます。

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ゴマ団子(120円)お買い上げ!

世田谷代官屋敷なんて史跡があることも初めて知りました。
新たな発見の多い1日です。

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せっかくなので、何か買って帰ろうと探していたら、いいものを見つけました。

招き猫!

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招き猫は色と挙げている手でご利益が違うそうで、2匹で右手と左手、両手を挙げているので、たくさんの「福」を招いてくれそうです。
さっそく部屋に飾りましたが、この子たちのかわいさに癒されてます。
2010.01.18 Mon l イベント l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、破壊王です。

先日、落語を観てきました。
「狛江寄席」というイベントで、東京都狛江市の小さめのホールで、春風亭昇太さん、柳家花緑さん、桂雀々さんが出演。

昇太さんは笑点でもおなじみですが、テレビに出ているという知名度だけでなく、実力・人気ともに現在上位なんですね。
『今おもしろい落語家ベスト50』でも7位にランクイン。
今おもしろい落語家ベスト50―523人の大アンケートによる (文春MOOK)今おもしろい落語家ベスト50―523人の大アンケートによる (文春MOOK)
(2009/12)
不明

商品詳細を見る

実際、マクラの紅白ネタや狛江ネタ(落語家になりたての頃、狛江市に住んでいたそう)も、演目の「長命」も歯切れ良く派手で、とても面白かったです。


雀々さんで上方落語を初めて観ました。

場面転換で小拍子で見台を叩くというのは上方落語独特のスタイルなのですね。
テンポ良く、江戸落語とまた違った面白さがありました。

笑うとキラー細胞も増えるということで、健康のためにも落語をもっと観に行きたいと思います。
2010.01.18 Mon l 休日 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、エリンギです。

「東大・京大で一番読まれた本(※2008年大学生協調べ)」として最近話題の、
「思考の整理学」(外山滋比古著)を読みました。

思考の整理学

この本では、アイディアを軽やかに離陸させ、
思考をのびのびと飛行させる方法について
身近な例を用いて明快に書かれています。

東大・京大の学生が読んでいるからといって
難解な文で書かれているわけではなく、
エッセイのような軽い読み口が特徴です。

私が読んだ中で一番ドキドキしたのは、
「すてる」という項目です。
いったん習得した知識を、いかにすてて整理するかに
ついて考えるところです。

昔に比べて現代は情報が溢れかえっています。
図書館で膨大な文献を漁らずとも
インターネットで調べればある程度のことはわかります。
子供たちも教科書や参考書だけでなく、
携帯ゲーム機やパソコンのソフトを使って
勉強するなど、学び方が多様化しています。

にもかかわらず、大人は相変わらず
新しい知識の習得に苦労し、
子供の学力低下が叫ばれるように
なってしまったのはなぜか。

それは頭の中の整理が追いついていないからだ、と
外山先生は言っています。

情報だらけでごちゃごちゃになった頭の中を、
いかに有益な知識だけを残して整理できるか。
現代では情報を入手することでなく、
整理して活用することが難しいのです。

知識を多く覚える、という点に関しては
コンピュータにはかないません。
しかし得た知識を整理して
新しい境地を生み出すことは人間にしかできません。

創造的な思考をするために、
どう本を読んだり
メモをとったりすればいいのか、
日常で気をつけるべき点が
わかりやすく書かれています。


言われてみれば服や本なども
買った分どんどん増えますが、
整理してうまく活用するのって難しいですよね。
だからこそできるようになれば
人生が変わる気がします!


この本の第1刷は1986年。なんと24年も前なんですね。
時を経ても色あせない、
むしろこの時代だからこそ注目されてくる魅力が
ある本でした。

2010年に向けて書かれたと見紛うような
「コンピュータにはできない創造的思考を磨け」というメッセージ。
きちんと思考が整理できている方は、
未来さえ見通せるんでしょうか。

「要領が悪い」「頭が悪い」と落ち込む前に、
読む価値有りの一冊です。

2010.01.17 Sun l l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちはーエリンギです!

今日は帝国ホテルでintelの記者会見が
ありましたので
行ってまいりました。

intelといえば、パソコンにかかわる様々な
事業を展開している超大手企業です。

記者会見も、さすが!ってくらい豪華な感じでした。


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まずは社長の吉田氏から、intelの前年度の業績や、
今後の事業展開についての講演がありました。
世の中がこんなにも不況にあえいでいる中、
intelは堅調らしいですよ!!

その後は製品が並ぶ中で立食パーティー
のような懇談会でした。
料理がおいしかったです♪

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intelは医療分野でも事業展開していて、
周りに並ぶ製品の中に医学にかかわるものがありました。

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病院とインターネットで高度な通信ができるようになれば、
いつかは家で治療を受けられる日がくるのかも
しれませんね。






2010.01.15 Fri l 取材報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元編集委員Nです。
「原則として」私は、DVDを借りてまで映画を観ないことにしています。できる限り映画館に足を運びたいと思っているからと、BS2をはじめとしてテレビでいっぱい映画が観られるので、この上DVDまで借りて観るようになれば、他の仕事や趣味に回す時間が無くなります。特にBS2とWOWOWは、CMが入らないし、変なカットもされないし、重宝しています。

そんな私が「例外」としているのが年末年始です。あまりにもくだらないテレビ番組が多いからです。そこで今年は、見逃してしまったのが残念でたまらなかった作品を3つ厳選して観ました。1つ目は「嫌われ松子の一生」です。これは正直、日本映画ファンとしてまだ観ていないことをずっと恥じていました。最初に述べたような「原則」を曲げたくなかったので、ずっと我慢していたのです。毎月、WOWOWの番組表が届くたびに、まずチェックするのは、この作品が放映されないかでした。実は地上波で一度放映されたのですが、福田康夫の突然の政権投げ出しによる特番によって、途中で切れてしまいました。追って再放送が予定されたのですが、今度は筑紫哲也さんの追悼番組が入ってしまいました。

そんな強い思い入れとともに見始めた「嫌われ松子の一生」は、期待通り私のツボにドンピシャでした。あのアニメやミュージカルとの融合に、どうしても違和感がある人がいるのは理解できます。でも私にとっては最高で、後半はずっと目を潤ませていました。「よくぞ中谷美紀をここまで素晴らしくしてくれた」と、今思い出しても涙が出るほどです。「下妻物語」もなかなか良かったですが、それは「嫌われ松子の一生」のためのトレーニング用作品であったような気がします。またこの作品には宮藤官九郎が登場しますが、彼が監督した「舞妓Haaaan!!!」にも同じようなちょこっとミュージカルが出てきます。柴咲コウはどちらの作品にも出ていますね。私は宮藤官九郎作品の中では、この映画と同じ時期に昼ドラで放映されてた「我が輩は主婦である」が一番好きです。関係ないことばかり書いて申し訳ありません。ある程度古い映画なので、色々なことがすでに語り尽くされています。とにかく私にとっては、最近10年間で最高だった映画の1つでした。

2本目は「ぐるりのこと」です。これはもう、木村多江さんの名演技に尽きます。2008年日本アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたメンバーを見て、私は「長年の功績に配慮して吉永小百合さんに上げるために選んだのでは?」とまで思ったのですが、あさはかでした。彼女が選ばれて当然です。確かにリリーフランキーもよくやっていましたし、柄本明はじめ脇役たちも素晴らしかったです。でもやっぱり木村多江さんのための映画でした。

もう1本は「歩いても歩いても」です。高く評価されている作品ではありますし、名優ぞろいで名演技でしたが、私はダメでした。親子の葛藤はまだ我慢できますが、嫁姑関係になると私は個人的にトラウマがあって、どうしても直視できません。ただひたすら、女性の恐ろしさ(露骨な裏表)に震え上がっただけです。特に樹木希林が凄いです。何度もリメイクされている小津安二郎の「東京物語」に似た視点の作品ですが、何はともあれ息子たちに頼らなくてすむ老後を過ごしたいものです。
2010.01.15 Fri l 休日 l コメント (0) トラックバック (0) l top
どうも、最近めっきりコタツでみかんをしたい気分のまみあなです。



さて、こんな季節には、なんだか甘いものが食べたくなるわけですが、最近ワタクシがハマっているのは、コチラになります。



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「しるこサンド」です。
知る人ぞ知るというか、知らない人は知らないというか。。。
最初は「何コレ?」なんですが、3枚目ぐらいからですかね、「え?」という衝撃と共に、深みにはまっていくのは。
だんだん本当にお汁粉を口に入れた後の食感になってきて、なんとも言えないんですよねぇ。



昔から割と好きだったんですが、最近ブームみたいですよ。
サダハルンバもオススメです。


2010.01.15 Fri l 告知 l コメント (0) トラックバック (0) l top
しげあきです。

このところ3Dが流行っていますね。

以前にもご紹介させていただいた3Dカメラは
ついにCMでも扱われてきています。

映画では「アバター」がヒットしていますが、
映画館で以外で3D放映を見られる日が確実に来ています。

そう、3D対応テレビです。

3dimg.jpg


すでに国外メーカからは販売されており、
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=0824314003331
パナソニックは3月ごろに家庭用3D対応テレビを発売する見通しで、
4月にビクターから発売されるそうですが、
専用眼鏡をかけないと見られないことや
3D対応番組の少なさが不便といえば不便かも知れません。


これは3Dの需要が増えてきたこともありますが、
薄型デジタルテレビ販売の低迷という、メーカ側の理由もあるようです。

医療に関して、3D画像ではなく3D立体でモニタが見られるようになるのでしょうか。
便利なのか不便なのかはまだわかりませんが・・・
2010.01.15 Fri l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちはーエリンギです。
今日も寒いですね~東京は雪かもしれないらしいですよ

さて、今日は私のマイブームについてお話しします。
ここ最近はまっているのが…

レイトン教授!!!
(公式サイトはこちら

知る人ぞ知る、NintendoDSのゲームソフトでございます。
英国紳士のレイトン教授が弟子のルーク少年と共に
多くの「謎」を解きながらストーリーを進めていくゲームなのですが、
とにかく謎が難しいんです
大人でもかなり苦戦するレベル
でも難しい謎が解けた時の快感がクセになっちゃうんですよ(笑)

2007年に第一作「レイトン教授と不思議な町」を発売して以来大ヒットとなり、
現在は四作目「レイトン教授と魔神の笛」が発売中です。
私は全部持ってます。

P1120663_convert_20100112134003.jpg


世界中でシリーズ合計790万本を売り上げた「世界一売れているアドベンチャーゲーム」なのです。

そんなレイトン教授が、ついに映画化しました!!
その名も「レイトン教授と永遠の歌姫」!!
もちろん観に行って参りました

とても楽しみにしていたので、
ワクワクしながら上映開始を待っていたのですが、
座った席のすぐ前に小学校3年生くらいの男の子5人組がいて、
予告編の時からワイワイうるさくて少し困りました

子供A「何この映画つまんなそう~」
子供B「子供だましだよね(笑)」

子供が子供だましって言うなああああああ!!!

しかしそんな彼らも、ポケモンの予告が始まると同時に
静かになり、真剣に画面に見入っていました
ポケモンは子供だましじゃないのね…。

映画は、ネタばれになるといけないので詳しくは語りませんが、
映像がキレイでとっても面白かったです!!!
なによりレイトン教授がカッコいい!!!
英国紳士最高!!!

ゲームやってなくても理解できるストーリーですが、
ゲームやってた方がより楽しめると思いますので、
興味を持たれた方はぜひ挑戦してみて下さい

「レイトン教授と永遠の歌姫」公式ホームページはこちら





2010.01.12 Tue l 映画 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元編集委員Nです。
年末年始は、テレビドラマもたくさん見ました。ダントツで酷かったのは「救命病棟24時」でした。新聞などの予告では新作のように宣伝していましたが、実際には大半が前回シリーズの再放送でした。露骨な詐欺行為です(ガリレオも似たようなことをしましたが、こちらはちゃんと、過去のもの主体であることを正直に書いていました)。過去VTR分を見て、あらためてこのドラマの問題点を痛感しましたが、最後にちょこっと「新しく」製作された部分は過去を更に上回る酷さでした。内科の入院患者がショックになって、主治医は何も診断できない・処置できない。緊急で呼ばれた松嶋菜々子が何と、病院が停電中なのに病室で開腹して大動脈にクランプをかけます。吸引装置も使えないのに何故か血は流れていません(肝細胞癌の破裂らしい)。大学病院の医局長が予算案を提出するという細かな非常識は「無知だから」ですみますけど、このような異常な処置は傷害罪です。あのような不適切な医療が英雄的行為のように描かれてはたまりません。

以前にも触れましたが、今年は生誕100年を記念した松本清張作品が多く放映されました。低レベルだったのはTBSです。「中央流砂」は船越英一郎や片平なぎさの2時間ドラマのレベルでした。「火と汐」は、これに比べると少しはましでしたが、あれほど下手くそな演技をする寺尾聰さんは初めて見た気がします。脚本や演出が酷いと役者まで堕ちてしまうのでしょうか?テレビ朝日「点と線」での、決して演技が上手い訳ではないビートたけしの方が、ずっと好演でした。

私が観た中で一番良かったのは、NHKの「顔」でした。75分と一番短かったのに、秀逸な出来上がりでした。このあたりがNHKの底力でしょうか?広告収入に左右されない強みかもしれません。主演の谷原章介はとても良かったです。ひとつ間違えばずっと昼メロ俳優で終わっていたような容姿・声ですが、彼が「王様のブランチ」をはじめテレビで大活躍しているのを当然のように感じました。相手役の原田夏希がまた良かったです。彼女はNHKの朝ドラ「わかば」がデビューだったと思いますが、あれは超駄作でした。当然のことでしょうが、当時と比べて格段に成長されているのを嬉しく思いながら見ていました。そして刑事役の大地康雄がワキでしっかりとドラマを引き締めていました。高橋和也も良かったです。彼の場合は早くからジャニーズ事務所を解雇されたのが良かったのかもしれません。美保じゅんさんも久しぶりに見ました。ちょっと太ってしまったのが残念です。日活ロマンポルノ出演者で女優として活躍されている方は、他にも東てる美さんとか岡本麗さんとか大勢おられます。アイドルや一般の女優から日活ロマンポルノに出演した人には消えていった人が多いように思いますが、逆のコースで成功した人には貴重な人材がいっぱいです。そして日活ロマンポルノの最大の功績は、多くの優秀な監督に映画を撮る機会を与え続けたことでしょう。藤田敏八をはじめとして、滝田洋二郎や根岸吉太郎などそうそうたるメンバーが並んでいます。一度検索されると驚かれることでしょう。ついでですが、風間杜夫の本格デビュー作も日活ロマンポルノだと思います。学生時代に京一会館で6本立てとかを見た時代が懐かしいです。
2010.01.12 Tue l ドラマ l コメント (0) トラックバック (0) l top
甘くないオレにこだわりを感じる、まみあなです。



さて、皆さんお正月はどのようにして過ごされたでしょうか?
私は、格闘技はもちろん、初詣など、割とアクティブな正月ではありましたが年末にTSUTAYAでドラマや映画を抱え込む程に借り込んでは夜を更かしておりました。
数年前まではドラマニアだったのですが、ここ数年あまりの劣化ぶりに敬遠していた「ガリレオ」を観ていると、良い意味での驚きがありました。と、言うのもいかにも一般受けしそうなキャスティングではあるものの、そこに驕らない脚本に、妙技の冴える演出。観ていなかったことに愕然としました。



そして最後に手を伸ばしたのが「容疑者Xの献身」。地上波放送する直前に観たのですが、CMで雰囲気を細切れにされることなく観れたのが大正解でした。


容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]
(2009/03/18)
福山雅治柴咲コウ

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ミステリーは文学性が低い、というのは勝手な持論なのですが、若干それを改めなければならないと思うほどに、原作の完成度が高く、また「ガリレオ」というドラマの枠に捉われない作り込み方。感服しました。ここ数年の邦画への、純粋な評価としては最も高い点数を付けられる作品でした。



先ずタイトルが秀逸です。響きから伝わる印象と、鑑賞しながら染み渡ってくる印象が見事に符合する時の、身震い。
何よりも、主人公である湯川と、刑事の内海が、全くと言って良いほどにストーリーに絡んできません。これは、本作の主人公が彼らではなく、あくまでも「容疑者X」であるということに他ならず、視点がブレることは無いのに、事実のみを追いかけているにも関わらず、松雪泰子演じる花岡靖子の戸惑い、驚きが嫌というほどに伝わってくるのです。
何よりも素晴らしいのは、堤真一の演技力。「やまとなでしこ」と同じ数学者を演じているのを疑うほどに、朴訥として暗く、内気であり、誰よりも頭が切れる。
ミステリーの本質は「謎を解く」ことですが、ストーリーがクライマックスに行くに従って観る者の感情を引きずり、「謎が解けないで欲しい」と思わされる。真実が明らかになった時に、全てが一つに繋がるのですが、そこに爽快感は一切ありません。



エンドロールと共に流れる映像、KOH+の「最愛」という曲が冬の侘しく、切ない雰囲気と同化して、どこにもやりきれない想いが、胸の中に転がり続けます。



未観の方は、是非。



2010.01.08 Fri l 映画 l コメント (2) トラックバック (0) l top
新年明けましておめでとうございます。ひよこ豆です。
お正月は実家に帰省しておりましたが、
携帯電話の充電器を忘れ、ひどい目に合いました。

なんか、前も同じようなことがあったな・・・

携帯電話のキャリア別で充電器の端子が異なる問題、
近所のディスカウントショップを眺めていたときに
ようやく光明を得ました。
「USBで統一すればイイんだ!エネループのUSBモバイル電池もあるし!」

iPod nanoにUSBケーブルしか付属していなかった時に
気づいても良かった話ですが、
いま、携帯ガジェットのほとんどは、
USBポート経由で充電できる端子が別売りになっていますから、
あとはエネループのUSBモバイル電源で、いいんですよ。
http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/booster.html

未発売のようですが、USBからの充電機能がない、もっとスリムなタイプもありました。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20091111_328054.html

関連して調べていたら、こんなカラフルなカワイイ限定モデルも。
これも発売延期になっているようですが・・・
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20091201_332558.html
21.jpg

色がカラフルでカワイイ、という点も商品として優れているのだと思いますが、
下記の記事を読んで、膝を打つような思い。
そうですね、カラフルということは、色分けができるんですよ。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20091217_336236.html

充電池が増えてくると、どれが満充電でどれが使用済みか、
どれがヘタっててどれが新品か、という見分けの必要な場面は、確かにありますね。
今まで、こんなに充電池が普及していなかったから、
あまり考えなかった問題でした。

カラフルなエネループ、というモノを見て、
ようやく「じゃあ区別のためにシールを貼ろう」とかいう工夫も思いつきますが・・・
8色カラーのパック「eneloop tones(エネループ トーンズ)」、
8色じゃなくて2色でもいいから、ぜひ定番化してほしいです!
2010.01.08 Fri l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元編集委員Nです。
今年は家庭の事情で年末年始をずっと自宅で過ごしました。福井は毎日雪が降り、何度か雪かきもしました。ちょっと疲れましたが、フィットネスジムが休みなので二日酔い解消にはちょうど良い運動だったかもしれません。また今年が福井で過ごす最後の年末年始になりそうなので、それが雪景色になってくれたのは印象的で良かったと思っています。

さて家にいる時間が長いので色々なテレビ番組を見ましたが、そのレベルの低さは目を覆うばかりでした。広告収入の激減で、どの製作会社も青息吐息なのでしょうが、12月後半には既に、もう末期的症状のようでした。新春かくし芸大会は最終回だったのですが、9割は過去のVTRです。こういうのを「最終回」というのでしょうか?ザ・ピーナッツが全盛期だった頃が懐かしいです。メイキング映像など「恥」だから絶対に流れませんでした。長嶋茂雄もそうですが、努力しているところを見せないのが、スターでありプロなのだと思います。そういう時代はキャンディーズの引退とともに終わってしまったのでしょう。

紅白はなかなか面白かったです。圧巻はやっぱり矢沢永吉でしょうか。1曲目の「時間よ止まれ」で何度も歌詞を間違え、途中からテロップが出なくなったのが可笑しかったです。中島みゆきも歌詞を間違えましたよね。私は矢沢永吉のファンというわけではありませんが、彼の凄さは尊敬しています。多くの方はご存じでしょうが、この曲の歌詞は彼が書いたものではありません。日本経済新聞に昨年暮れ、月一くらいで連載されていた矢沢永吉のインタビューシリーズは読まれたでしょうか?先駆者としての彼の偉大さがよく理解できる、読み応えのある記事でした。その中で彼は「メロディーはどんどん湧き出てくるけど、歌詞はダメ」といったようなことを語っていました。彼が歌詞を間違って歌った時、この言葉を思い出して、なるほどと納得できました。

矢沢永吉はそのインタビュー記事の中で、かなり以前に禁煙したことも語っていました。理由は「身体・声に悪いから」といった、当然のようなあっさりした答えで、それがまた良かったです。彼は60歳ですから、早く止めてくれて良かったです。残念なのが和田アキ子でしょう。彼女がもうあとせめて10年早く禁煙してくれていたら、アポロシアターで醜態をさらすようなことはなかったと私は思います。すでに慢性閉塞性肺疾患の状態と報道されていますが、1年あまりにおよぶ禁煙で、今年は少し声量が回復しているように思いました。全盛期には戻れないでしょうが、少しでも長く、「歌手」を続けて欲しいと思います。日本人であのジャンルは貴重ですから。

紅白は生なので、本番がCDよりずっと良い人、逆にミスする人がたくさんいます。私は個人的に好きでないですが、今年は細川たかしが、一番気合いが入って素晴らしかったように感じました。一方で大好きなaikoは音をはずしまくっていました。尊敬する北島三郎も今ひとつのできでした。彼が過去に口パクをやったのがわかる気がします。絢香さんは素晴らしいラストステージでした。勇気をもらえる気がします。早く完治して戻ってきてもらいたいものです。

yazawa.jpg


2010.01.06 Wed l 休日 l コメント (0) トラックバック (0) l top
新年明けましておめでとうございますエリンギです
2010年、寅年がスタートです
虎

多くの会社は、一月四日もしくは五日から
仕事初めのようですね
今朝電車に乗ったらいつも通り満員で、
ああ、日常に帰ってきたな~って思いました

皆様は充実したお休みを過ごせましたか??
私は思い切り寝正月になりました
今年もコタツの魔力に負けてしまいました

ゴロゴロしててふと気づいたんですが、
2010年ってことは2000年からもう10年経ってるんですよね
当たり前の話なんですが、もうそんなに経ったか~ってしみじみしました
この10年で、ずいぶん大人の階段昇った気がします
これから10年後にはどうなってるんだろう、なんて考えると、
少し不安になったりしますが
まずは目の前のことから頑張るしかないですよね
というわけで、私は今年からダイエットすることを決意しました

それでは、皆様の新年が素敵なものになりますように
今年もRad FanとITMedicalをよろしくお願い致します
2010.01.05 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top