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こんにちは、砂男です。

2010年12月の国内携帯オーディオ市場において、ソニーのウォークマンが過半数のシェアを獲得して、アップルのiPodを抜き首位に立ったそうです。
http://bcnranking.jp/news/1101/110106_19003.html

iPhoneの購入者がiPodを購入しなくなり、市場規模縮小の結果としてウォークマンの売り上げ台数の比率が上がったのかと思いましたが、販売台数も前年と比べて伸びているようです。

とはいえ、米国ではまだまだウォークマンのシェアは低いので、今後のソニーの海外市場へ向けた動きに注目したいところです。

ウォークマンといえば私が思い出すのは、猿がウォークマンを聞いているCMです。

今は当時よりも格段にプレーヤーは小さくなり、容量は大きくなり、音質は良くなりました。

しかし、音楽再生機能を持つ携帯電話との競合など、携帯音楽プレーヤーの必要性を問われる時代になってきたように思います。

これからも携帯音楽プレーヤーが多目的電子端末と一線を画して存在していくのであれば、そこに求められるのは、音質向上や長時間の再生能力はもちろんのこと、携帯音楽プレーヤーだからこそできる機能・求められる機能を探し、組み込んでいくことにあるのではないでしょうか。

ウォークマン発売当時のような、世の中に驚きと喜びを与える今後の商品開発に期待したいです。

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2011.01.19 Wed l ニュース l コメント (0) トラックバック (1) l top
こんにちは、砂男です。

今回は、今年2月に発売が予定されている、オリンパスのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS XZ-1」について紹介いたします。

なんといっても、このカメラの特徴はコンパクトデジカメでありながら、F値が1.8 - 2.5という非常に明るいレンズにあります。

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確かに写真を見ても、レンズが大きく、かっこいいです。

最近のコンパクトデジタルカメラは本当にすごいですね。

各社様々な特徴を出してきています。

かばんにちょっと入れていけるコンパクトデジタルカメラにどのような性能を求めるかは、人によってけっこう異なります。

だからこそ、じっくり比較検討して、納得したカメラを手に入れたいですね。

そして、その悩んでいる時間もまた楽しいものです。

そんな理由もあり、XZ-1が店頭に並ぶ日が楽しみな今日この頃です。
2011.01.16 Sun l デジタル機器 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、エリンギです。

最近毎日本当に寒いです。
各地で大雪、というニュースをよく目にしますが、
昨年末の福島県会津地方の大雪は特に印象深いですね。

先日そんな福島県について、医療に関するニュースを見かけました。

なんと、福島県が医療機器関連企業の海外販路開拓を支援するそうです。

2011年度から、海外の展示会への出展支援をしたり、
通訳などを用意して海外企業との商談を仲介したりするとのこと。

11月にドイツのデュッセルドルフで開かれる国際医療機器展示会
「メディカ」への出展を県内企業に呼びかけて、
出展費用の一部を助成する予定らしいです。

福島県は産業集積を目指す分野の1つに医療・福祉機器関連産業を掲げているそうで、
医療機器関連企業の方々にはとても嬉しいニュースですね。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。
2011.01.14 Fri l ニュース l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは。砂男です。

今回は、この間私が呼んだ本について、紹介いたします。


トーベ・ヤンソン短篇集トーベ・ヤンソン短篇集
(2005/07/06)
トーベ・ヤンソン

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トーベ・ヤンソンといえばすぐに「ムーミンシリーズ」が思い出されますが、一般向けの小説もけっこうな数を発表しています。
そんな中で、お求め安い文庫本で購入できるのがこの本です。

この短編集には彼女自身をモデルにしたと思われる島暮らしをする女性の話「リス」があり、そこには島暮らしの中にいる人物の、機微な感情の動きが繊細な筆で表現されています。
(トーベ・ヤンソン自身も、長く島で暮らしていたそうです)

その他、「往復書簡」の中では、作者の創作に対する考えを少しうかがう事ができる様に感じました。

また、トーベ・ヤンソンの小説では「誠実な詐欺師」という作品も、文庫本で出版されています。

ムーミンシリーズとは違う作者の一面が見られる本でした。

2011.01.11 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、エリンギです。

昨年から引き続き、音楽、ドラマ、食べ物と空前の韓国ブームですね。
街中でもK-POPをよく耳にします。
ちなみにうちの母(50代)は、ご多分に漏れず韓流ドラマが大好きです…

勢いがすごいのはエンターテイメント分野だけではありません。
スマートフォン「ギャラクシー」シリーズや半導体メモリ、液晶パネル
メーカとして有名なサムスン電子をはじめとする、韓国系企業が経済界でも
大躍進しています。

そこで正月休みはこんな本を読んでみました。

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「おそるべし韓国企業~日本がサムスンに勝てない理由」(野口 透著、扶桑社新書)です。

わずか数年で、サムスンが世界的なトップ企業へ登りつめたのは何故だったのか。

そこには、「目先の利益にとらわれないオーナー経営」「スピード経営」
「選択と集中の経営」があったからだ、と著者は書いています。

特に、リーマンショックで赤字に転落してから
わずか1四半期で経営を建て直した際の、
「即断即決で手を打ち続けるため、建てたばかりの一等地の新社屋を捨て、
都心から離れた本社工場に幹部社員、企画、営業部隊を集めた」という危機対応は見ものです。
変なプライドに邪魔されない決断の早さ、フットワークの軽さ、そして成長への情熱と努力を感じます。

私はあまりK-POPには興味がありませんが、テレビに出ている
韓国のアイドルたちが、流暢に日本語を操るのを観る度に関心していました。

「韓国のアイドルグループは単に韓流ブームへの便乗を狙ったものではなく、
世界戦略を見据え、何年もかけて歌やダンスだけではなく語学力を仕込んだ
エンタテイメントビジネスの対日進出なのだ」という著者の一文が印象に残る一冊でした。
2011.01.11 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは、バッカスです。

最近こんな本を読みました、「コスト削減の罠」。

コスト削減の罠 (講談社プラスアルファ新書)コスト削減の罠 (講談社プラスアルファ新書)
(2010/12/21)
村井 哲之

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人口が減り、経済の成長が期待できない社会で、会社がどのように生き延びていくか。
そのためには「売り上げ」でなく「利益」に注目し、利益率を上げていくことが大切である。
そこで間違った「コスト削減」をせずに、効果的なコスト削減を実施するための指針が書かれています。

例えば「裏紙コピー」。
紙代はあまり節約にならない上、裏紙使用でコピー機が故障するなど、本末転倒なことが起こったりする。
エアコンの設定温度も、冬に低すぎる設定で風邪をひいたら意味がないですね。

目的と効果を見極め、本当のコスト削減ができればいいと思います。
2011.01.08 Sat l l コメント (0) トラックバック (0) l top
ひよこ豆です。お正月休みが終わったと思ったら、また三連休ですね。
休みの間に読んだ本を一冊、ご紹介します。

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉であるネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である
(2010/11/27)
いしたに まさき

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有名ブロガー総勢110名への詳細なアンケート取材からその「集合知」を引き出すインサイドレポート。
著者自身も有名ブロガーであり、「ネットでよく見かけるあの人、なんであんなことしているんだろう?どうやって食べているんだろう?」という疑問と、その解をアンケート分析から探っています。
アンケート回答の全文も収録されています。

アンケートの一例としては、
「ブログなどのアクセス数を増やす工夫をしていますか?」という質問に対しては、66%が「していない」と回答。
また、「ツイッターのフォロワーを増やす工夫をしていますか?」という質問についても、78%が「していない」と回答しています。

これがなかなか興味深い結果でした。
ウェブの情報はその情報そのものに価値があるか(誰かに教えたくなるか)ということが重要であり、
「見てほしい」という気持ちの押し付けが見えてしまうと読み手のやる気を削いでしまう部分がある、
ということなのでしょう。
何よりも、「成功しているブロガー」の多くは、
はじめは自分の感動を他人にわかってもらいたいという情熱だけで、
報酬のないブログ更新を継続してきたのでしょうし、
その結果、アフィリエイト収入が入るようになったり、
様々な方との交流が生まれたりと、良いサイクルが回るようになったのでしょう。

Webやぎの目/デイリーポータルZの林雄司さんのインタビューや、
Googleマップを開発したチームへのインタビューも非常に読み応えあります。
この方々に共通しているのが
1.プランを考える前に手を動かしてどんどん作ってしまう
2.ネットの外にあるものをネットの中に持ち込む
という行動様式だという分析がありました。

「これをやったらきっと楽しい」というヒラメキを大事にして
理由や意義付けといった”まじめ”な足かせを振りほどいて、とにかくまず形にしてしまう行動力。
そう言われてみると、デイリーポータルZの企画は「これをやったら楽しいのではないか」というプリミティブな衝動を科学的に追求している企画ばかりとも言えますし、
Googleマップも、Gmailも、iGoogleなども、
どれも機能が便利で良い、という以前に「使っていると楽しい」という快楽がたしかにあるなあと感じます。

本書は「ブログのアクセス数向上」「ツイッターのフォロワーを増やす」といったハウツー本ではありません。
言ってみれば、あくまでウェブで自己表現をするときの心構えそのものをアドバイスするような本です。
そういう意味では、将来ブログやツイッターが廃止され、新しいウェブサービスが主流になったとしても、
変わらず活きるアドバイスに富んだ本だと感じました。
2011.01.08 Sat l l コメント (0) トラックバック (0) l top