昔から海に恐怖心を持つバッカスです。
3.11後に書店で取り扱いが大きくなっていたので、読んでみました。
吉村昭の「三陸海岸大津波」。
吉村氏は三陸海岸が好きでよく旅行していて、そのうち過去に何度も三陸を襲った津波に興味を持ち、当時津波の記憶を持っていた方々に話を聞いたり、史料を調べて執筆したようです。
明治29年、昭和8年の津波の際には、地震の数日前から井戸水が減ったり濁ったり、また海では不漁の後に急に過去にない豊漁になったり、不思議な現象が起こっていたようです。
昭和35年にはチリ地震による津波が襲い、その際には、津波の知らせに「地震がなかったから津波は来ない」と信じていた住民の方もいたようです。
しかし、過去の教訓をもとに、全員が避難できた地区もあったとか。
まさに、災害は忘れた頃にやってくるんですね。
3.11後に書店で取り扱いが大きくなっていたので、読んでみました。
吉村昭の「三陸海岸大津波」。
![]() | 三陸海岸大津波 (文春文庫) (2004/03/12) 吉村 昭 商品詳細を見る |
吉村氏は三陸海岸が好きでよく旅行していて、そのうち過去に何度も三陸を襲った津波に興味を持ち、当時津波の記憶を持っていた方々に話を聞いたり、史料を調べて執筆したようです。
明治29年、昭和8年の津波の際には、地震の数日前から井戸水が減ったり濁ったり、また海では不漁の後に急に過去にない豊漁になったり、不思議な現象が起こっていたようです。
昭和35年にはチリ地震による津波が襲い、その際には、津波の知らせに「地震がなかったから津波は来ない」と信じていた住民の方もいたようです。
しかし、過去の教訓をもとに、全員が避難できた地区もあったとか。
まさに、災害は忘れた頃にやってくるんですね。
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