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桜の花は散ったのに、変な天気に辟易しています。
皆様おひさしぶりです、まみあなです。



今回は、(勝手に)新連載を開始したいと思い、畏まった挨拶をさせて頂きました。
映画などについては元編集委員N先生のエントリがございますので、自分はドラマについて語ってみたいと思い、こうして筆を執ることと致しました。
というのも、映画よりも早くからドラマにハマっていて、基本的な演技や脚本の機微は日本のドラマを主にして感じてきたからに他なりません。まぁ、堅苦しい挨拶はこの辺りに留め、基本的には毎週エントリを挙げて行ければと思っています。



記念すべき1作品目は「ロングバケーション」。



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(2001/11/21)
木村拓哉山口智子

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何だかドラマを語ると堅い響きで言っておきながら、この作品かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この作品が自分にとって「ドラマって面白い」と思い、放映中に留まらず過去のものまで見始めたターニングポイント的な作品なのです。



主演は木村拓哉、山口智子、脇を固めるのが稲森いずみ、松たか子、竹之内豊、りょう、と現在では考えられない豪華キャストですが、彼らがまだまだ現在の地位やキャラクターを確立していなかったから出来た布陣でしょう。当時は、月曜の夜にはOLが消えると言われた程に人気があり、キムタクの確固たる人気、「月9」という枠のイメージはこのドラマを起点にして生まれたといっても過言ではありません。
この作品は脚本を担当していた北川悦吏子は「なんでこんなに視聴率を獲れたのかわからない」と言っていましたが、脚本にあるキャラクターを補って余りある魅力をそれぞれの役者が発揮し、物語の奥にある登場人物の感情を表現していたからだと思います。
 主役は悩めるピアニストの瀬名秀俊。物語は結婚式に花婿に逃げられた葉山南が、白無垢姿で、瀬名の同居人であった結婚相手を探しに来るシーンから始まります。押しかけるように南が同居を始め、お互いの生きる上での悩み、恋愛の悩みを共有しながら、距離を少しずつ縮めていく、そんな物語です。



90年代にありがちだった友情物でも、都会的な生活のスタイリッシュさを描いたわけでも、恋愛に終始するだけのドラマでもなく、群像劇としても成り立っているドラマだからこそ、現在でも色褪せずに観ることができるのだと思います。
放映開始は4月からで、夜風が優しく、ほのかに暖かみを帯びてくると、このドラマを観たくなります。隅田川沿いにあった、ロケ地であるマンションはロケ終了後に取り壊されてしまいましたが、夜の川沿いを歩いていると、瀬名と南が二人で座っていたシーンを思い出し、ちょっとばかり懐かしくなることもあります。



挿入歌も好きで、実はサウンドトラックも持っているぐらいです。
夏前になると、再放送枠で観られる「ロンバケ」はDVDも出ていますので、夏になる少し前の夜に時間のある方は、是非観て頂きたい作品です。
2010.04.23 Fri l ドラマ l コメント (0) トラックバック (1) l top

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